#3
自分を、挑戦せざるを得ない状態に
持っていける。
自分を、
挑戦せざるを得ない
状態に持っていける。

そもそも3人はお互いに、
コピーライターやデザイナーという
職種を知っていましたか?

平田
知ってました。
青木
知ってました。
平田
タイトルとか文章を決めるっていう、おっきいイメージ。キャッチコピーを決めるみたいなイメージ。長い文章を書く人だとは思ってなかったかな。
青木
わかる。私も、広告のキャッチコピーっていうイメージがすごくあった。原稿を書いてくれる人っていうよりも。
平田
うんうんうん。
青木
企業とか広告の、キャッチフレーズ。そういうのを考える人。そういう、パンパンパンって言い切るってイメージだったかな。
礒田
私は、コピーライターという職種をきちんと理解できたのも最近だったし、入社当時はデザイナーといったら服のデザイナーとか。広告のデザイナーっていう職業に対しては、あまり、知識とかイメージとかはなかったかなぁ。
青木
そうだよね。
礒田
いつもふつうに目にしてる物って、「ふつうにできてるんだ」って思ってたけど、すごく試行錯誤してでき上がってる物なんだってことを知って、それで、あらためてすごいなって思った。デザイナーって、こういうふうに仕事するんだっていうのを、(入社して)知れた。何もないところから、きれいな物とか見やすい物とかをつくるのが、すごいと思う。

「ハートミーツ」では、
先輩へのインタビュー記事も
たくさんつくってきました。
印象に残っている出来事はありますか?

礒田
リモートのいいところとして、家族といる時間が増えたって答える人が多くて、ちょっとほっこりするというか。「あぁ。いいなぁ」って思った。
平田
そうだね。
青木
ふだん感じない家族の存在を感じるよね。旦那さんとしての一面とか、お父さんとしての一面とか。
平田
確かに。聞けなかったよね?こういう機会がなかったら知らなかったよね?
礒田
深く聞けるから、いつも働いてる先輩たちどうしよりも、私たちのほうが知っていることがあるかもしれないって思った。
ハートミーツ第2号の誌面。
先輩社員へのインタビュー号です。
平田
一人一人にじっくり話を聞くから、一人一人の考え方をすごく聞くことができるっていうのが、毎回面白い。こんなに掘り下げることないんじゃないかな。ふつうの会話では。
青木
けっこう根掘り葉掘り聞くよね。
平田
伝記書けそうなくらい。

Directors’ Memo

  • ●先輩社員へのインタビュー記事は、じつは私たちにとっても読み応えがあります。
  • ●「あの人、そんなこと考えてたんだ」という、発見や感心や共感が、どの号にもあります。
ハートミーツ第6号の誌面。
青木
「若い頃は誰々さんにすごく憧れてた」とか、「どこどこの会社の広告をすごくやりたかった」とか、話してくれて。やっぱり、誰にでも、新人デザイナーとして、そういう時期があったということが、すごくうれしくて。(いまの自分たちと)同じような気持ちで一年目に働いてたのかなって想像ができて。
平田
あぁ~。
青木
それがすごく印象的だった。
礒田
あと、いちばん最近にやったインタビューが、いままでとちょっと違う雰囲気で、私たちが質問するっていうよりは、私たちがいろいろ質問されるって流れになったじゃない?
青木 平田
うんうん。
礒田
だからもし、飲み会とかやったら、そんな感じになるんだろうなって思って。飲み会やりたいなぁって思った。
青木 平田
やりたいねぇ~。

先輩社員とのコミュニケーションの
取り方は変わりましたか?

礒田
たまに出社して、「はじめまして」みたいな挨拶をした時に、いつもハートミーツの話をしてくれたりするから、きっかけにはなってるかな。
平田
うんうん。
青木
見てるよ~とか言ってくれて。インタビューした後に、仕事で一緒になったりしても、私の気持ちが違う。
平田
確かに。
青木
ちょっとだけ距離が縮まってるから、ちょっとだけホッとできるというのはある。
平田
ちょっと知ってると、だいぶ違うよね。向こうもこっちを知ってるし。
青木
やりやすくなってると思う。

「ハートミーツ」の制作はふだんの
仕事にどんな影響がありますか?
試そうとしていること、
磨こうとしているスキルなどは
ありますか?

礒田
訓練になるとか、そういう感じだよね。
青木
確かに。自分で気づこうとする、訓練だと思ってる。
礒田
自分で考えたものがそのまま形になっていくから、けっこう重要な役割だって思いながらやれる。ふだんの仕事だとトレーナーの方と一緒だから、ちょっと頼ってしまうというか。クッションがあるって思ってしまっている部分があるかもしれないから。自分のものがそのまま出てしまうっていう、責任感を持てるのはいいかもしれない。

Directors’ Memo

  • ●現在、トレーナーは週1回の定例会で、各号の進行状況をチェックしています。
  • ●各号の制作にあたり「どんなことを特集するか」そのために、「誰が」「いつまでに」「何をするか」については、3人が自分たちで話し合って決めています。
デザイナーの平田が製作し
社内のチャットに
アップした、
「ハートミーツ」キャラ弁。
青木
わりと自分の考えたものがそのまま形になるから、私は仕事でできなかったこととかやりたかったこととかを、やろうとしてて。
平田
(うなづきながら)あぁ~
青木
なんか、マイブームとかあるじゃない?イラレのこの機能使いたいなとか。こんなイラスト書いたけど使えないかなぁとか。実際の仕事だと、そうそういいタイミングで使えないから、そういう時にハートミーツで使ってるかな。
平田
私はやっぱり、自分の好きな物をつくってしまって似た物ができ上がっていく傾向があるから、その殻を破りたくて、それに挑戦せざるを得ない状態に自分を持っていけたりするのが、訓練になっていいなと思ってる。最近の号でも、写真を大胆に配置したりとか、文章を寄せてしまって、敢えて読みづらくしたりとか、大胆すぎて今までやったことがなかったから、私にとってはけっこう挑戦だった。
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